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「……というわけなんですよ!本当早く彼女でも出来ればいいのにっ!」
「ふーん」
皆様こんにちは。水島陽伊代です。
悠太先輩を好きになり、ストーカ…いや、追いかけること数ヶ月。
無鉄砲に突っ走り、壁にぶつかり、弾き飛ばされ、挙句の果てに踏みつけられ、そっからの復活劇を遂げ。
そんなこんなで数ある苦難を乗り越えてきた私は、ようやく…いや、本っっ当ようやく!!悠太先輩と結ばれるに至ったのですが………
「悠太先輩……あのぅ……」
「なに?」
新たなる危機に直面しております。
どんな危機かって言いますと––––
「何って……っ…悠太先輩近いですっ」
「いいじゃん。好きなんだから」
「あがっ…!?!?」
超ド級に甘い、悠太先輩の襲来です!!
今の私の状況を解説しよう。
今日私は、悠太先輩のお家に遊びにきていた。
ずっと前から観たかったDVDを悠太先輩が持っていると言うので、一緒に観ることになったのだ。
悠太先輩のお家には1度お邪魔してるし、軽い気持ちで…本当に何も考えず、悠太先輩のお家に足を踏み入れてしまった。



