毎日だって好きって言うよ。


「気持ち……」


「目で見たものが全てじゃないかもしれないってこと。
きっと、あんたの中にあるばあちゃんの血が、それを分かってる。その本当の答えを探そうとしてる。だから考えるんだよ。そいつのこと」


お姉ちゃんが、私の隣からスッと立ち上がる。


廊下に出ようと襖に手をかけて、また意地の悪い顔をすると、


「陽伊代はばあちゃんにそっくりだって、よくばあちゃんが言ってたよ」


そう言って、出て行ってしまった。













「陽伊代大丈夫?何か顔色悪いよ」


「そう?気のせいだよ」


お昼休み。


しーちゃんが席にやって来るなり、心配そうに私の顔を覗き込んでくる。


気のせいだよとは言ったものの、実は自覚症状がないわけではなくて…。


今日は今朝から体調が優れない。


頭がクラクラして、何だか少し気持ちが悪い。


「あんたさ、最近ちゃんと寝てる?目の下ずっとクマだよ?」


「大丈夫!ちゃんと寝てるよ!ところで、今日は学食でいい?あれ?友野は?」


「うん。友野は、先に行ってるって」


「そっか!じゃ、早く行こっ!」


話を逸らせたことにホッとしながら、私はしーちゃんと学食へ向かった。