毎日だって好きって言うよ。


絢は、昔から怒ると厄介だ。


どこぞの男なんかより、よっぽど男らしい。


それでいて正義感の塊みたいなやつだから、昔はしょっちゅう悪ガキ達に喧嘩を挑んでは怪我を作って帰って来た。


「さぁ…。身に覚えないけど」


「嘘つくんじゃない!!」


俺が座っている埃っぽい机の上に、絢はバンッ!という音を立てて手を叩きつける。


「あんた!冬休みに何があったの!?何でまた女遊び再開してんのよっ!!ひよこちゃんはどうなったの!?」


まくし立てるように質問をぶつけてくる絢に、俺は小さくため息をつく。


「別に。前の俺に戻っただけだろ?何をそんな絢がいきり立つの」


「前のあんたに戻ってることが問題なんでしょ!?」


絢は今にも泣き出しそうな顔でそう言うと、唇を噛みながら俺から離れて行った。


「ひよこちゃんと一緒にいるようになって、悠太変わったと思ってた。顔付きが穏やかになったし、雰囲気が柔らかくなったし、何よりどんな女の子といるより、ひよこちゃんといる時の悠太は、優しい顔してたっ」


「……気のせいだよ。俺は、あの時から何も変わってない」


「変わったよ!!
悠太……本当はひよこちゃんのこと、好きなんでしょ?」