毎日だって好きって言うよ。


真っ黒いオーラを纏った悠太先輩が私を上から見下ろし、私はまるで蛇に睨まれた蛙状態。


私は一体、なぜこんなに追い込まれてるんだ!?


「ピヨちゃん。俺がこの間言ったことちゃんと聞いてた?」


「え?」


「ピヨちゃんは俺の特別だってやつ」


「!?」


まさか先輩の口から、2度も私を特別だという言葉が出て来るとは思ってもみなかったから。


私の脳内が一瞬にしてお花畑になっていくのが分かった。



いや!

まだ自惚れるのは早いぞ陽伊代!


それで一体何度失敗してきてると思ってるの!?


自惚れる前に、まず疑え!!

コレ鉄則!!


自惚れと自制心の戦いは、なんとか自制心の勝利!


ということで、ここは一先ず落ち着いて……


「ピヨちゃんは、俺のだっていう自覚ある?」


私の目を覗き込むように首を傾げて、悠太先輩がその言葉を放った瞬間、


私の自制心はポーイとどっかに飛んでった。


着火スイッチを押されたかのように顔が熱くなる。


「だ、だ、だって先輩、全然いつも通りで……。私ばっかり浮かれて……もしかしたら……何かの間違いだったんじゃないかって……」