「そう。昨日親戚のうちから連絡あってさ、今年は親戚中集まって、クリスマスパーティーやらないかって」
「えええぇ〜!!しーちゃんだけ不参加じゃダメなのぉぉ〜!?」
「一応あたし我が家のひとり娘なんで、あたしが行かないと親が体裁悪いのよ。ごめんね陽伊代」
「俺には謝らねぇのかよ。てか、お前の分のプレゼント買っちまっただろーが!」
「それは後日、ありがたく頂きます」
「ちゃっかりしてんな。おい」
あたしは、友野としーちゃんのやり取りを見ながら、心底落胆していた。
だって…だって…、もの凄く楽しみにしてたのに。
初めてだったんだもん。
こんなに仲のいい大好きな友達が出来て、そんなふたりとワイワイガヤガヤ騒ぎながら過ごすクリスマス。
3人で腹が千切れんばかりに笑って、美味しいケーキを食べて……そんな想像までしちゃったりなんかして、楽しみで楽しみで仕方なかったから。
ううっ……。
でも、こればかりは仕方ない。
しーちゃんがどうにか出来ることじゃないもん。
「てかさ、陽伊代もクリスマスは東阪先輩と過ごすんじゃないの?」
「……へ?」



