毎日だって好きって言うよ。


絢先輩には何も言わないのに……。


まぁそりゃ、絢先輩は私なんかとは出来が違うんだろうけど。


でも……だからって、そんな嫌そうな顔しなくてもいいのに……。



あきらかに気まずい空気を感じ取ったのか、


「あんた。心配して来てくれた人にもっと言い方あんでしょ!
ヒヨコちゃん!ゴメンねこいつ!今、熱で余裕ないみたいでさ!」


そう言って絢先輩が必死に私のフォローをしてくれるけど、なぜだか余計虚しくなってきて、私は小さく首を振った。


「えー…と。あたしまだ家帰ってやらなきゃならないことあるんだよね!夕飯の買い出しもしなきゃだし!悪いけど、ヒヨコちゃん悠太にお粥温めてあげてくれる?ってなわけで、あたし帰るから!悠太は夜食べれる物考えときなさいよ!じゃ!」


「え!?まっ…!」


絢先輩は、もの凄い早口でそう言うと、私が“待って”と言うのも待たず、部屋を出て行ってしまった。


あり得ない。

この空気の中、ふたりきりって……。


チラリと悠太先輩を見れば、額に手を当て大きなため息を吐いている。


肩は忙しなく上下して、苦しそう……。



私、本当何しに来たんだろう。


また突っ走って先輩に迷惑かけてる。