あたし、何言ってるんだろ?
もう自分で何を言っているのかも分からない。
もしかして私、とんでもない事を口走ってるんじゃないだろうか?
でも、そんなの考えてから口に出せるほど、今の私は落ち着いているわけもなく。
頭の中は、パニックなんて言葉では言い表せられないくらい混乱している。
「…ぶっ」
ん?
ぶ?
突然空気の漏れるような音がして、思い切り瞑っていた目をそっと開けてみる。
目の前には、手の甲で口元を隠し、肩を震わせながら顔を逸らす悠太先輩の姿。
一体全体何が起きているのか、もうほんと今日は分からない事ばかり。
「せんぱ…」
「ぶはっ!!!」
「!?」
な…
なんという事でしょう。
あの、
あの悠太先輩が、
お腹を抱えながら、
大きな声を出して、
笑っているではないか!!!!
「あははははっ…ひーっ!腹痛い!」
これは、パンダがバク転したぞってくらい貴重映像かもしれない!
いやっ!
ペンギンが空飛んだ!ってくらいかも!(分かりづらい)



