何も情報を得られないまま、過ごしてきたこの数日間…。
今日こそは!
今日こそは、一つくらい悠太先輩の情報を得たいんですっ!!!
悠太先輩の欲しいものが分かれば、好きな物の目処が立つかもしれないし。
あわよくば、クリスマスプレゼントで渡して、悠太先輩のハートを鷲掴みっ♡なんて!キャッ♡
お馴染みの妄想で一時トリップしていると、
「はぁ…」
という、大きなため息が聞こえてきて、ハッと我に返る。
恐る恐る先輩を見れば、額に手を当てながらこちらを見る先輩の目が…
もの凄く怒ってらっしゃる!?!?
「あの…悠太先輩…?」
どうしてそんなに怒っているのでしょうか?
そう聞こうとすれば、
「わっ!?」
おもむろに手首を掴まれ、引っ張られるようにして駅の裏の人通りの少ない路地に連れて行かれた。
人目のつかない建物の陰で先輩が掴んでいた手が離れたかと思えば、そのまま建物の壁に体を押し付けられて…
こ、これは!!!
待ってました!!!
初!!!
悠太先輩からの壁ドン!!!



