「す…好きです…」
熱くなった顔を抑えながらそう言えば、
「ちょ…なんか、俺が告白されてるみたいじゃない!?」
と言って、なぜか興奮し出す高梨先輩に「だまれ」と目で殺す絢先輩は、目から光線でも放つんじゃないかと思う。
シュンとしおらしくなった高梨先輩の横で、絢先輩の目は、興味でギラギラしていた。
「悠太はヒヨコちゃんの気持ち、知ってるの?」
「えっと…はい。知ってるも何も、そりゃもう毎日告白してはフられてまして…」
「「毎日!?」」
絢先輩と高梨先輩は、同時に目を剥いて私を凝視する。
そりゃ驚くよね。
毎日告白してはフられてるってのに、よく諦めないよなって自分でも思いますもの。
「それなのに、よく悠太の側にいられるね」
「…え」
それは、どのツラ下げて側にいるのか…と言うことですかね?
私があんぐりと口を開けていれば、
「あー違う!違うよ!?勘違いしないで!よく悠太が側に置いておくなってことね!」
絢先輩が慌てて訂正をする。
あぁなんだ。
そういう事か…。
「いや…それは、私があまりに諦めが悪いので、 もやは突き放すのも面倒になってしまった…みたいな…」



