そもそも以前悠太先輩に何で呼び名が“ピヨ”なのか尋ねた時も、
『え?ピヨちゃん、名前も見た目もピヨちゃんじゃん』
て言われた時は、喜ぶべきなのか悲しむべきなのか、何とも複雑な気持ちだったこと今でも覚えてる。
「何か今更だけど、さっきは庇おうとしてくれてありがと!授業サボらせちゃってごめんね?」
眉を下げて、少し申し訳なさそうにする絢先輩。
「ホント今更だね絢っぺ」
「うるさい。あんたは黙っててよ」
この2人、仲良いなぁ。
何だか友野としーちゃんを見てるみたいでホッとする。
友野はこんなにチャラくはないけど。
「気にしないでください。私もたまに悠太先輩とサボったりしちゃうし。それに、こちらこそ助けて頂いてありがとうございました!」
そう言って深々と頭をさげれば、ニッコリと微笑む絢先輩。
それと…
「お。悠太と2人でサボって何やってんの〜?やーらしー」
「やっ…!?」
相変わらず誤解をしたままの高梨先輩。
早く誤解を解かなくては!!
「黙ってろって」
「っだぁぁ!!」
絢先輩に太ももを思い切り捻るように抓られ、悶え苦しむ高梨先輩。



