毎日だって好きって言うよ。


私は今、なぜかそんな所にいる。


「飲み物まで買ってきてもらってしまって、何だかスミマセン」


「いーのいーの♪ついでついでー」


絢先輩になわば引っ張られるようにして連れて来られたのが、この空き教室。


絢先輩いわく、この空き教室、今は物置になっているようで、そうそう人が入ってくる事はないらしい。


内側から鍵もかけられるし、多少埃っぽい事を除けば、授業をサボるには絶好の場所だ。




私がスッカリ忘れていたノート運びはというと、重いからと言って高梨先輩が職員室まで持って行ってくれることになった。


悪いから自分で運ぶと言ったのに、「女の子は重い物持たなくていーの!」と言って颯爽と教室を出て行く高梨先輩は、やっぱりモテる人なんだと確信した。



「肥田センに“何でお前なんだよ”って言われたから、ヒヨコちゃん腹痛で保健室に行ったって言っておいたよー」


「あ、ありがとうございます!
って…あの…ヒヨコって……?」


「あれ?悠太にそう呼ばれてなかった?」


えっとー…


「はい…ピヨって…」


「そうそれ!同じようなもんでしょ?」


私、どんどんニワトリの子供になってくし…。