「あの…ありがとうございました!
えっと…高梨先輩?あと…絢先輩ですよね?」
「あれ?私の事知ってるんだ?」
ノートを拾ってくれた時から、実は気付いていた。
だって、この間の体育祭での大活躍を観たばかりだし。
それに、その前にも1度会ってる。
中間テストの1日目。
悠太先輩を待ち伏せていた時、悠太先輩と一緒に帰ろうとしていた人だ。
確かその時、先に帰っててと言う先輩に彼女は、
『オッケー。部屋片付けておくから、早く来てよね』
って、言っていた。
つまり…
悠太先輩のお遊び相手の中の1人…という事になる。
とは言っても、「悠太先輩のセフレさんですよね!?」なんて、言えるわけもなく…。
「は、はいっ!体育祭のリレーの時、とても活躍していたので!それに、みんな美人て騒いでましたから!」
「あらやだ!何、あなたとっても良い子♡」
「絢。単純すぎ」
何だか見た目とは裏腹に、サバサバしてて話しやすい人だなぁ。
凄く良い人そうだし。
こんな人も、悠太先輩のお遊び相手なんだ。



