「悠太先輩、こんな所でサボってたんですね!どうりでどこ探しても見当たらないと思いました!」
「まーね。
ピヨちゃんはどうしたの?足、血だらけだけど…」
ピヨちゃんの両足の膝には、派手に擦りむいた跡がある。
高校生にもなって、こんな生傷作る女子初めて見た。
「あははー。これですか?徒競走で見事ヘッドスライディングかましちゃって!」
「何が見事なのか分かんないけど、早く治療した方がいいんじゃない?
俺、やってあげるよ」
そう言ってベッドから下りようとすれば、
「え!?!?いいいい、いいです!!自分で出来ますから、先輩は寝ててください!!」
ピヨちゃんはそう言って、俺をベッドに押し戻そうとするから、何だか面倒臭くなって、
「ちょっと黙って」
「キャッ!?」
ピヨちゃんを抱き上げて、俺のいたベッドに寝かせた。
「せんぱっ…せんぱっ…っ本当に自分で…」
「黙ってないと襲うよ?」
「〜〜っっ!!」
おー、黙った黙った。



