…ほっそい首…。
色も真っ白で…ホント…
「穢れを知らないねぇ…」
「わぁぁ!?先輩っ!?!?」
やっと俺の存在に気付いたピヨちゃんは、後退りをした勢いで窓ガラスに頭をぶつけてる。
「い、いいいいつからそこに!?」
「始めからいたよ?」
そうニッコリ微笑んでやると、今までの行いを思い出したのかみるみる真っ赤になっていくピヨちゃんの顔。
こういう顔を見ると、更に意地悪してやりたくなるのが、俺の性分なわけで…
「芸人顔負けのノリツッコミだったね」
「うわぁぁぁぁ‼︎‼︎声掛けてくださいよぉぉ‼︎‼︎」
「あははっ」
うん。
いいね。
恥ずかしくて涙目になってるこの顔。
俺の周りの女の子達は、ピヨちゃんみたいに変な子じゃないし、大概の事は上手くかわせて計算高い子達ばかりだから、
計算の“け”の字もないピヨちゃんのこういう反応って、何だか妙に新鮮に感じる。
強いていうのならこういう所なのかも。
俺がピヨちゃんを構ってしまうわけ。



