どうだっていいだろ。
ピヨちゃんなんて。
どうせ俺が彼女に本気になる事なんて、例え地球がひっくり返ったとしてもありはしないんだから…。
本気になんてなるわけないだろ?
女になんて。
遊びで十分、性欲は満たされるわけだし。
表面上取り繕っておけば、遊びならそれ以上深入りされることはないんだ。
女なんかに、そうそう懐に踏み込まれてたまるかよ。
それなのに俺は、あの子を構ってしまう。
つい優しくしてしまう。
突き放せない。
ピヨちゃんの進級を賭けたテストの時も。
ピヨちゃんの誕生日の時も。
体育祭実行委の仕事の時も。
岸中の件だって…。
ピヨちゃんが頑張っていれば、応援したくなるし、
ピヨちゃんが困っていれば助けたくなる。
ピヨちゃんが笑っていれば、悲しい顔なんてさせたくなくて、
必死にそれを守るように甘やかす。
何やってるんだ俺は…。
こんな事、今まで一度だってなかったのに。
あーヤダ。
何もかも面倒臭い。
もうこのまま、地球爆発しろよ…。



