『だからね?こんなプログラム作り〜なんて、やってる場合じゃないわけ。よりにもよって、こんな面倒な係、最悪ー』
『……』
それは…私に言われましても…。
元はと言えば、あなたの隣のイケメン様が居眠りしてたかこうなったわけで…。
当の本人をチラリと見れば、大あくびしながら我関せず。
『というわけでさ?今日はあたし達帰るから。』
『え!?』
『なに?何か文句ある?』
『や…えっと……』
ありありでしょ‼︎
て叫びたい所をグッと堪える。
体育祭までもう日がないって、さっき大原先生が言ってたでしょーが!
プログラム作りどれだけかかると思ってんの!
1日だって無駄にしたくないんだっつの!
それに…
それに……
『ふふ。問題ないみたいね。じゃ、悠太行こー!』
悠太先輩を連れてくなーーっ!!!
『あの!待っ…』
ガタッと椅子から立ち上がると、
『ピヨちゃん』
私の行動を制止するようにそう呼ばれて、
『また明日ね。』
と言って、先輩は私に背を向けた。
あ……先輩…
行っちゃうんだ……。



