「あのさ…、代わりと言ってはなんだけど……ひとつお願いがあるんだ」 「お願い?なんだよ、早く言えよ」 チラチラと俺たちの顔をうかがっている。なんだか恥ずかしがっている感じだ。少し顔が赤い。 「私に魔法、教えてもらえないかい?」 「「………ん?」」