「「はぁー…」」 あ〜…やっと終わった〜。 ドアが閉まるのを見届けると、 優介も俺も、思わず大きなため息をついた。 ……やっべ、まだ校長がいたんだった!! 慌てて校長の座る方に目をやると、校長は、俺たちと同じように肩の力をぬいて、イスにもたれかかっていた。 俺の視線に気づいて、申し訳なさそうに苦笑いを浮かべる。