乗り気じゃなかった花火大会当日。

私は浴衣を着て華と待ち合わせの駅に向かっていた

「さーき!こっちこっち!」
前を見上げるといつもより1段とキラキラ輝いた華が手を振りながら待っていた

「華ごめんね、おそくなっちゃって」

「全然いいの!それよりも今日の咲希最高に可愛い。」

そう褒められお世辞にしてもとても嬉しかった

「そんな事ないよ。華には負けちゃうから~!」
そう笑い合い私達は会場へと向かった