甘く、温かいドリンク

定期的にやってくる私の爆発。
きっかけなんてすぐに忘れてしまう。本題はそこではないのだ。

そのたびに我々は別れることを考える。

今日もまた、そうやって話はこじれて、電話を切った。
たぶん、明日は電話がかかってこないだろう。

食欲もなくなり、無気力になり、心の中は不安が渦巻く状態で、仕方なく目の前の仕事をなんとかこなす日が続いた。

考えても答えなんてでない。私は考えることに疲れてしまう。
考えるのをやめる。そうすると浮かび上がってくる選択肢はいつもこれだ。
別れるか?我慢して愛するか?

そうしていつも通り、それでも愛しい、別れるほうがつらい、もう少しそばにいたい、と、こう心が決まるのだ。



真夜中に泣きながらその気持ちを君に送る。ケータイの画面は、目にたまった涙で歪んでいる。



こうして、君からの返事がぽつりと返ってきて、なんとなくいつも通りの日々に戻る、そうなると思っていた。