幽霊との同居生活。

「そうだよ。私は死んでる。だからわざわざ幽霊みたいなかっこ、してるんですけど」


そう言って、白いワンピースをみせびらかしてくる。


「ふざけないでください・・・」


僕は警察に通報しようと携帯に手を伸ばす。


「まだ信じてもらえない?凛なのに・・・ そうだ、これでどうかな」


ふわり、とその人は浮かんだ。僕は信じられなくて目をこするが、浮いている。


「幽霊・・・凛の」


「そうだよ。颯人」


僕の名前を知っている。そして、顔も声も、凛だった。