幽霊との同居生活。

一週間後。


僕は無事にアパート、サンヒルズに引っ越すことができた。


「これで最後です」


配達業者の人がタンスを運び終え、言う。


「ありがとうございました」


僕はお礼を言い、1人になった部屋で、いそいそと細かい家具の整理をしていく。


今日から一人暮らし。いつまでも親をたよっていないで、自立しよう。そう思い、このアパートへ引っ越した。幽霊だのなんだのものすごい言われたけど、オカルトに興味はないし、信じてもいないから気にしていない。ここを選んだのは大学が近いのと、安いからだった。


日が沈んできた。今日の片づけは終わらせよう。そう思い簡単な夕食、風呂、寝る準備を終え、少し早いが布団にもぐりこんだ。