まだ一杯しか飲んでいないが、

丁度よく酔っている。


アズの顔が酷く美しくみえ、

マスターの優しい顔が、

またか、という表情をする。


私はうっとりとしながら髪をかきあげ、頬杖をついた。


誰かに頬を軽くつねられた気がしたが、殆ど覚えていない。


私は2人に見守れながら、ゆっくりと眠りについた。