真心を あなたに




「まともな客を呼べなくて悪かったな。

…サービス抜きにしてやりたいところだが、事実だから仕方ねぇか」


いつの間にやら、
マスターがにゅうと出てきて、2人のなかに入り込む。


レンは慌てて「ごめんなさい」と言いながら、離れた。


「まぁ着替えてこい。レン、酒飲めるか?」


「いえ、今日、車なんで」


「そうか。アズは?」


「僕もです」


「そうか、じゃあなんか適当に作ってやるよ。

さっさと片付けておいで。ご苦労さまだ」


2人は一礼してから、ロッカーに向かった。