『………………おきろぉぉぉぉぉ!!!!』

『ふぇ!?な、何事ですか!!』

『何事も何もないよ!なんでこんな所で寝とん?叶?』

『えっ…………?あれ?男の子!ここに男の子居らんかった?』

『はぁ…叶、夢でも見とん?ここには叶しか居らんかったよ』

『…ゆ、め……なの、かな?でも…』

『そんなことより遅刻するよ』

『えっ!えっーーーーー!!!、それを先に……行ってきます!!!』

夢。みんながみんなそう答えた。まるで男の子との出会いを忘れさせるように…。でも、夢じゃないきっとまた会える。そんな気がしてた…でも…










『君に真実を知る資格は無い』










彼にそう言われるまでは…