そうだ!!この子のために何かを作って見よう!!


そう思い私は、すぐに材料を買い揃えてうさぎのぬいぐるみを作った。


でも、雪望に渡したら振り回して耳をちぎった。


『きゃぁ何するの。』


さっ


パーン


私は雪望の事を叩いてしまった。


はっ


気付いた時には既に遅かった・・・


私の手によって叩かれた雪望の頬はじわじわと赤く色づいていく。


『ウワァーンウワァーン』


その時は、すぐに泣き止んでくれた。