夜…



いつものように空を見上げていた。



『うわぁ綺麗…流星だ。』



キラキラと輝きながらいくつもの星が流てく



私は、双眼鏡を首にかけ秘密の場所へと足を急がせた。



その場所は川近くの芝生が敷き詰められているところ…



そこにつくといつもは居ないはずの先客がいた。



『あの…星が見たいんですけど隣いいですか?』



『どうぞ…』



私はそう言われて横へ座った。



『俺…鈴原星夜(すずはらせいや)…君は?』



『天野星空(あまのせいら)です。』



『俺、星が好きなんだけど名前の漢字星の夜なんだ…凄いだろ!!』



『私は、星の空です。』