あの時を思い出して


王「やっときた、じゃねぇーよ。ちっ、くっそだっりぃな。」



…え、え、
「ぇぇぇぇえええええ!?!?!?!?!????」

きーーーん


王「あ?…は?なんでここに人がいんだよ、なぁたっつん?」


お、王子がすっごい黒い笑顔で私と先生を見ている。

多分王子は私が声を出すまで私の存在に気づいてなかったんだ…。


先「い、ヤァその、な?2人でここを片付けるのはとっと無理があると思わないか?」


王「ちっ、おいそこの女俺のこと知ってるんだろう?この事誰かに話してみろ。どうなるかぐらい想像できるよな?」



こ、こわいいいいいい!!
どうせバラしても誰も信じないわよ!!
王子怖い!!

「…うん。別にバラす気もないし、バラしたとしても誰も私の話なんか信じないと思うよ。」


冷静にいこいう。うん。ここは冷静に!!