私みたいなあしでまといが入っても神楽が負ける事はなかった。そんな日々が1年…2年…3年と経っていった。
ある日…
潤、奏蘭、由紀、春琴、冬麻が高校を卒業するため、神楽を卒業する日が来たんだ。寂しい…そんな想いもあった。でも…前の日に潤が言ってくれたんだ。「お前はもう弱いお前じゃない。強いんだ。俺が神楽を卒業しても、強くなれ!お前ならやれる」って。嬉しかった。私は寂しいと同じくらい思ってたことがある。それは…総長が誰になるか。…ついに総長発表…!
潤「18代目総長は…水沢累だ。」
私「えっ?わ…わた…し?」
潤「頑張るんだぞ!」潤はそう言うと無邪気に笑った。

なんで私は卒業しなかったかというと、その頃私はまだその時15歳だったからだ。