「つーまり!!結果、俺は美波の事が好きなんですよー」 そう言った時の美波の表情は見物だった。 驚きながら、呆れながらも少し頬を染めて反論する美波を見て、俺は何を思ったんだろう… 俺は階段を下りながら今さっき俺が口にした言葉について考えてみた。 「明日、美波は普通通りに接してくれるかねぇ」 口に出してみたが誰の耳にも入らず、空しい独り言となった俺の呟きに自分で笑いがこみ上げてきた。 「まぁこれからだし、頑張ろーっと」 俺は誰にも聞こえない様にこそっと呟いた。