「うーん…けどこれ以上ステージ予算落としたらろくなステージにならないよね。」
「けど落とさなきゃいけないんだろ?」
長谷川が話に入ってくる。
「でもこれ以上落とせないよね…でももう一回予算組みなおしてみる。」
あたしはそう答えて、机に予算用紙を広げ一から計算を始めようと準備を始めた。が、そこで如月が思いもよらぬ事を言う。
「…しなくて良いよ。」
「え?」
「しなくて良いってば。」
「…なんで?」
「それ以上落とせないんだろ。じゃあもう良いじゃないか。先生には事情を話して分かって貰えればそれで良いだろ?」
如月は真面目な顔してあたしに言う。
あたしはその迫力に押されて思わず頷く。
「…うん。」
「けど落とさなきゃいけないんだろ?」
長谷川が話に入ってくる。
「でもこれ以上落とせないよね…でももう一回予算組みなおしてみる。」
あたしはそう答えて、机に予算用紙を広げ一から計算を始めようと準備を始めた。が、そこで如月が思いもよらぬ事を言う。
「…しなくて良いよ。」
「え?」
「しなくて良いってば。」
「…なんで?」
「それ以上落とせないんだろ。じゃあもう良いじゃないか。先生には事情を話して分かって貰えればそれで良いだろ?」
如月は真面目な顔してあたしに言う。
あたしはその迫力に押されて思わず頷く。
「…うん。」

