「…何盛り上がってるの?」
教室に入ってきたのは長谷川壮だった。
「え、実行委員だけど」
あたしは反論する。
「何で悠と盛り上がってるの?」
「だって…」
あたしが何も言えずに俯いていると、如月が助け舟を出してくれた。
「美波がバンドのメンバーに入ってくれるって!」
「マジで!?楽器何出来るの!?」
長谷川はすっかり気分を良くしたのか、目を輝かせてあたしに聞いてきた。
「…ベースだけど」
教室に入ってきたのは長谷川壮だった。
「え、実行委員だけど」
あたしは反論する。
「何で悠と盛り上がってるの?」
「だって…」
あたしが何も言えずに俯いていると、如月が助け舟を出してくれた。
「美波がバンドのメンバーに入ってくれるって!」
「マジで!?楽器何出来るの!?」
長谷川はすっかり気分を良くしたのか、目を輝かせてあたしに聞いてきた。
「…ベースだけど」

