「あっそか!マジシャン?」

「幽霊やで。」

「あの、一般人をドッキリにかける某番組とか!」

「幽霊やて。」

「あはははースーパーヒーローとか!」

「そんなええもんちゃう。幽霊。」


はいそうですかで受け入れないと
これはダメなのか?

「百歩譲ってゆ、ゆゆゆ幽霊が何故こんな所に…?why?」


「知らん!気がついたらここにおった。
記憶もない。」


その男の子の目は少し悲しそうにみえた。


「そそそそそっか!了解!おっけー幽霊ね!じゃあまた会う日まで!!」


こんなのと関わったら呪われる殺される!!


私はその場を全力で走り去ろうとした。

…あれ?足が動かない。あれ?声が出ない!!!

か、金縛りだとーーー!!!!!