確かこの道を左に…


おぉ、繋がった!
やっぱり結構最短ルートだった!



遅刻したのもラッキーだったりして!!


そういえば、今朝この辺にあの男の子が居たな…


私は辺りを見渡した…

「ほらやっぱりいないじゃん!幽霊なんてないない!!」

あはははははー!!
せっちゃんの奴め!!


「それが、存在したりするんやなー」


声は上の方から聞こえてきた



あははははは!上?
そんな事ある訳………って!?


「な、何やってんすか!!!」

空には今朝の男の子がフラフラと浮遊していた。

「ん?浮いてるだけやで」

へっ?

「あははははは…またまたーそんな事ある訳ないじゃないですか!」