「洗い物までしてもらってありがとう」

「別に暇だからいいよ」

「うん」

奈々絵は洗い物をしてくれた。

その後少し話して2人は帰っていった。

ん?

兄ちゃん何か春樹たちと話してる?

「じゃあな。璃亜ちゃんメシ食えよ」

「うん。ありがとう」

「バイバイ!兄ちゃん!ななちゃん!」

「またね」

・・・・・・・・・

「あの」

「なんだ?」

「さっき兄ちゃんと何話していたんですか?」

「あーと・・・秘密だ」

「秘密?」

「男同志のね!」

「そうですか」

「それより璃亜話があるんだが」

「?はい」

私たちは居間に戻った。

「璃亜。俺達は以前お前に気持ちを伝えたがもう1度ちゃんと伝えたい」

「璃亜ちゃん。僕は璃亜ちゃんのことが好きなんだ。だから僕を選んでほしい」

「俺は本気でお前に惚れてる。俺を選べ。後悔はさせねぇよ」

「璃亜。俺はお前が好きだ。初めてあった時よりその前からお前が好きなんだ。俺を選んでくれ」

「僕はお金持ちじゃないから財力で言うと2人には勝てない。基本的に争いは好きじゃない。けど君は別だよ。璃亜ちゃん好きだよ」

「璃亜。俺には財力がある。不自由はさせない必ず俺に惚れさせてみせる。覚悟しとけよ!俺を選ばせてやるからな!」

「璃亜。俺はお前を諦めることは出来ない。どんなに拒まれても。必ず幸せなさせるから。だから俺のものになれ。璃亜」

必死な訴え。

「・・・わかった。必ず答えは出すから。だからもう少し待って」