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ここは・・・私の部屋?

確か隆太さんがきてそれから・・・

!愛華!!

愛華は無事何だろうか。

自分の身体をまともに動かすことも出来ていなかったが何とか身体を起こし居間へと足を運ぶ。

そこには愛華の姿が。

「・・・愛華」

私の声を聞くと愛華は大きな声で私の名を呼び飛びついてきた。

「りあちゃん!」

「あ、愛華ちょっとまっ・・・」

私はそのまま床に倒れ込んだ。

「・・・った・・・」

「璃亜!」

「璃亜ちゃん!」

「平気か璃亜」

「はい。大丈夫です」

愛華が私に抱きついたまま話さない。

「愛華?」

「・・・っ・・・ひっく・・・」

泣いていた。

「愛華どうした?」

「もう・・・だめかと・・・思って・・・」

「え?」

「りあちゃん・・・眠ったまま目を覚まさないから・・・」

心配かけていたのか。

「ごめんね。愛華。大丈夫だから。私は死なない。大丈夫だから」

「・・・うん」

可愛い。

愛華、泣いた顔も可愛い。

「とりあえず、ちょっと離れてくれるかな。ジュースあげるから」

「うん」

愛華は離れてくれた。

私は台所へ行き愛華のコップにジュースを注ぎ渡した。

「鈴夜さんたちもどうぞ」

私は3人にお茶を差し出した。

「ありがとう!」

「サンキュー」

「どうも」

「いえ。こちらこそご迷惑を掛けてしまってすみません」

「大丈夫だよ。ただ・・・」

「教えてくれねーか?お前の超能力のこと」

「目の前で見たわけだから気になる」

「・・・分かりました」