あれからずっと〝真〟とはDMを続けLINEも交換した。〝真〟は見た目はとても怖いヤンキーだ。でも中身は全くちがった。優しくて人のことばっか気にしていて少しシャイな男の子だった。ある日電話をしていた。そしたら「凛ってモテるよな~」「え?そんなことないよ!?」「みんな言ってるよ?かわいいって」「いやいや笑」私は恥ずかしくて話を逸らした。「そ、そういえば真って好きな人とかいるのー?」「え、まあいるっちゃいるね」「え!ほんと?おしえてー!」「言うわけないだろばーか!」そうしたらいきなり真の好きな人の話になった。「俺さその人に一目惚れしちゃったんだよ笑 でもそのときその人には彼氏がいてそれは俺の親友だったんだ。だから諦めようとしてた。」「そうなんだ。」「けど諦めきれなくて告白しようとしたんだ。でも俺勇気でなくてもう1年ぐらいたっちゃったんだ」「諦めちゃだめだよ!すきなんでしょ?それならしっかり気持ち伝えなきゃ。」「うんわかった。がんばる」「そうだ!がんばれ!」「凛すきです。付き合ってください」私は一瞬かたまった。でもすぐ戻った。「嘘でしょ~?ふざけないでー笑」「本気だよ、返事はいつでもいいから」そうして電話はおわった。〖どうせ私は軽い女だとか思って遊びで告ってるんだろうな〗なぜこう思うのかは理由がある。私は中学3年間涼と付き合っていたのは嘘です、でも嘘でもなくて3回も復縁をしていてそれが1年に1回だったから、それに私はその間に10人もの人と付き合っていた。告白をされてあっさりOKをだしてすぐ別れてを繰り返していた。だから軽い女だと思われるんだ。でも私は涼を忘れたい一心であっさりとOKと返事をした。そして真との人生がはじまったんだ。