私はすべてが順調にいっているとおもっていた。涼のことは忘れはしない。けどもう考えないようにしようと心に決めていた。
ある日のことだった。真と遊んでいたときのこと。。「俺高校の先輩に絡まれてケンカしそうだったんだよな」「え?!大丈夫なの?!けがとかしてない?」「けがはしてないよ。でも俺なんかこの高校でやっていけるような気がしない」「なんでよもう少しがんばってみよう?」「凛ありがとうな」「私には応援することしかできないからね!」だが真の高校生活は長くは続かなかった。「俺もう学校やめるわ」「なんで?!」「前話しただろ?先輩とケンカしそうになったってそのときから周りの友達が少なくなっていったんだ。」「そんなの先輩が悪いだけじゃない!」「いいんだよ、最近地元の奴らと遊んだりしてそっちのほうが楽なんだ」地元の奴らというのはヤンキー系のひとたちだった。真は元はそういう人だったらしくときどきあそんだりして私も一緒に遊んだことがある。みんないい人たちだった。でも私はあまりいいとはおもわない。煙草をすったりしてあまり良くないことをしていたからだ。真にはそうなってほしくないとおもっていた。
「そっか真がそう思うならいいとおもうよ」そして真は学校を辞めた。それからというもの夜は遊んでばっかで電話もあまりできない。LINEの返事もおそい。まあ遊んでいるのだから返事が遅くなるのはわかっていたのだけれど。〖あーさみしいなあ。。〗真はバイトを始めた。通信制の学校にも通って私とは学校の時間が違うから会う時間が減っていった。そして私もイライラしていて電話していてもすぐにきれてしまったりしてケンカが増えた。「なんで私とは会ってくれないの?!あの人たちとはあっているのに!!」「しょうがないだろ?!時間が合わないんだよ」「合わせてくれたっていいじゃない!」「凛が合わせればいいだろ?!」「もうしらないから!!」