それからのこと私は涼のことが頭から離れなくなったいた。〖涼は私と別れたことを後悔している?なんで?あんなひどいことをしたのに?〗もう意味がわからなくなっていた。真と会うときにも涼のことを考えていてずっと上の空だった。「……凛?凛!!」「え!なに?どうかした?」「さっきから俺の話聞いてないでしょ」「あは、ごめん考え事してた」「そっか」
1ヶ月たっても私の頭の中には涼がいた。忘れていたはずなのになんで思い出してしまうのだろう。真との電話もLINEもそっけなくなってしまっていたのだ。「なんか凛最近おかしくない?ずっとなんか考えてるし、なんかあった?俺話だけでも聞くよ?」「なんでもないから」でも真は気づいていたんだ。「涼のことだろ?」「え?!なんでわかるの?!……あ。」「やっぱり花火大会のあの日からずっとこんなかんじだったろ」「ごめんなさい。やっぱり私涼のこと……」「忘れられないんだろわかってるよ付き合うときからいままでずっとわかってた凛の心の中には涼がいるってことぐらい!」「ごめん。ほんとうにごめんなさい。」「いいよもう」「別れよう。真」「は?なんで別れないといけない?」「だってこのまま私が涼のこと忘れなくて付き合っててもいいの?」「俺はなにもきにしない。忘れるまで待つから」涙があふれた。「ごめんね。ごめんね。」真は私を抱きしめてくれた。