「おぉ~!青空だどぉ!」

只今、瑞季と屋上に来ております

「快晴・・・・だね」

「気持ちいぃ~」

夏なのに、暑いって感じない

空には雲ひとつないのに

太陽が見えているのに

暑くない

・・・・気持ちぃ・・・

「でさっ蒼空!どぉーすんの?」

「え?」

「ほら!恋だよコ・イ!」

「恋・・・」

「どうすんの?どうすんの?!」

「のんびりと行く」

「えぇ~!」

だって、瑞季

今のあたしには決められない

今のあたしには――――・・・

―――だるい・・・;

なんか急にだるくなったぞ、おい

「・・・瑞季」

「んー?」

「なん、か、ね」

駄目だ、眩暈が

「蒼空?!大丈夫?!蒼空ぁ!」

そこで、あたしの意識は消え去った