ディアボロは天高く舞う

それからわたしは廊下で彼と会うと、話すようになった。

たわいもない話ばっかりだけど、楽しかった。

同級生のドジの話

自分の失敗した話

ディアボロの話…


けれど、彼が好きな人のことを話す時だけは楽しいと思えなかった。

思い焦がれる彼の表情を見てるとなぜか胸がズキズキと痛みだす。

わたしはこれが何故なのか分からなかった。

でも、ディアボロをしている彼を毎日見た。