その日、わたしは廊下で、一つのディアボロが置いてあるのを見つけた。

ほこりが被っていたけれど、まさしくそれは彼のディアボロだった。

たくさん練習した跡がついていた。

わたしは、それに、英語で書いた。

「あなたの事を毎日見ていました。楽しそうにディアボロをするあなたを。

わたしはそんなあなたが大好きです。

あなたがいなくても、わたしはあなたの姿を探すように毎日窓を眺めています。

どうか、この気持ちを少しでもいいので受け取ってください。」