ディアボロは天高く舞う

ある日、彼は言った。

あいつ、例の奴と付き合い始めたんだって。

彼はその日からディアボロをしなくなった。

毎日窓から見ていた、あの影は見えなくなった。

わたしはあいかわらず窓を眺めていたけれど、1日も彼を見ることはなくなった。

廊下ですれ違っても、こちらに気づくことなく横を通り過ぎていく。

わたしは寂しかった。