「逆に聞くけどさー、どんなイケメンだったら付き合うわけ? 言っとくけどこの前あんたに告った高瀬先輩が学校1って設定だよ?」 そんな設定しらんわ。 しかも私、120%性格でしかみないし。 顔が良くても中身がクズなやつもいることくらい、自分で充分自覚済みだ、馬鹿野郎。 「んー、あの黒板消してる黒髪。結構好き。」 私は前の黒板を顎でさした。 後ろ姿しか見えない。 「あー、相川?」 「それ。」 春から同じクラスなんだからさすがに後ろ姿でも誰かはわかる。