「あ、まだ着てる」 「どう、似合うっしょ」 「うん」 文化祭後の散らかった教室でスマホで漫画を読んでると、委員の仕事を終えた相川が入ってきた。 「私のおかげで大反響だったんだからね、感謝してよね」 「朝あんなに拒んでたくせに」 「まあね、だってこんな可愛い服似合わないし」 「たった今ドヤ顔で似合うっしょって言ったの誰だよ」 あ…と私はわざとらしくペロッと舌を出してみせる。 それを相川もわざとらしく嘲笑する。