今日もまたさりげなく車道側を歩いてくれて、他愛もない会話をして学校へ着いた。
隼斗と話し合った結果、同居も四ヶ月目を迎えたということで、真瑠と恭介くんには同居のことを伝えることにしたんだ。
なぜか、隼斗はやたら反対していたけどあたしがなんかあったら頼りになるでしょ?と言って納得させた。
そして時はあっという間に過ぎて
お昼休みになり、ついに話す時が来た。
はぁ〜〜…すごく緊張する!
四人で小さな円になって座る。
これがいつものお決まり。
いつものようにベラベラと話しながらお弁当を食べるけど、あたしの鼓動はバクバクと音を立てていた。
「あのね…」
あたしは心臓が口から出てきてしまいそうなのを抑えながら、恐る恐る口を開いた。



