「舌が長くなっただけ!!」



そんなことめったに
ありえるわけのないじゃん。

舌が成長するなんて…!




「はぁ?やっぱアホじゃん。

閻魔(エンマ)大王の俺が愛咲の舌抜いてやる」



「隼斗なんかに抜かれたら
たまったもんじゃない!!」


「はぁ?意味わかんねぇな。
この俺様が抜いてやるっつってんのに?」



「意味わかんないのはこっちのセリフよー!!!」



あたしたちの言い合いは
この後も続いたのでした…。