「す、好きとか…意味わかんないっ…」
いきなり、何を言い出すかと思ったら…
って、あたしは隼斗相手になんでドキドキしたり顔赤くなったりしてんの!?
もう!!今日のあたしは本当におかしい!!
隼斗に振り回されすぎている。
「は?俺は誰もお前が好きとか言ってねぇけど。
俺はお前の髪が好きっつったの」
そうだった!!
隼斗の言葉で我に返った。
今は髪の毛の話してたのに……
あたしってば、なにを勘違いしてるんだか。
でも、なぜか悲しい気持ちになってるのはなんでなのかな?
「わ、わ、わ、わ、わかってるわよ!!」
「やっぱり、お前アホだな」
フワッと笑った隼斗。
切れ目だから笑った時に目がなくなるから
また普段とは違う隼斗になる。
そんなギャップもモテる理由かもしれない。
なんか…かっこいい…かも。
って、ないないないっ!!!



