隼斗と両想いになったその後...
婚約パーティーは普通のパーティーとなったらしく、雪ちゃんはその場から立ち去ってしまったらしい。
あたし...雪ちゃんに酷いことしたよね?
今度きちんと謝らなきゃ...。
「“え!?”ってなんだよ。」
不機嫌そうに隼斗があたしを見てくる。
隼斗は最近両親の前でもやっと素を出して話すことができるようになった。
「隼斗じゃ不満かな?」
「滅相もないです!!全然満足です!!てか、むしろ隼斗じゃなきゃ無理です!!」
...ってあれ?
あたし...サラッとすごいこと言っちゃった気がするんだけど。
「ハハッ!隼斗は愛されてるな」
隼斗パパが楽しそうに笑っている。
とにかく、ひとまずは安心だよね...?



