そう可愛らしい文字で短すぎるような気がするお礼の手紙が入っていたから。
その文字は紛れもなく愛咲が書いた字で…
って…最後に愛咲って名前書いてあるし。
じゃあ…このピアスは
愛咲がくれたってことなのか?
なんで……なんでこんなことするんだよ。
これじゃあ、いつまでたっても
愛咲という存在が俺の中から消えてくれない。
そう思うくせにやっぱり嬉しくて
そのピアスを手に取って左耳に付けてみた。
鏡に映るピアスを見て、さっき気持ちとは裏腹に本当の気持ちは顔に出てしまうもので……俺は無意識に頬がゆるんだ。
鏡の反射でキラリと光る星。
これを…愛咲が……
俺のために選んでくれた。
それだけでこれから
頑張れるような気がした。
それと同時に余計に愛咲を
忘れられなくなってしまった。



